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Medical Treatment診療案内
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。
・主な症状としては、眠っているときに、いびき、息が苦しくて目が覚める、何度も目を覚ます。
日中は、眠気、居眠り、午前中の頭痛、疲れや倦怠感などの症状があります。
・主な合併症とそのリスクでは、脳卒中約4倍、心疾患約4倍、高血圧約2倍、糖尿病約1.5倍と報告があります。
・交通事故への約7倍の発生率が高いといわれています。
検査
CPAPオンラン診療について
①問診・スクリーニング
②基本的な検査(簡易型による自宅検査) AHI無呼吸指数
AHI<40 ⇒ ③
40<AHI ⇒ ④
③ポリソノグラフィー(精密型による検査自宅でも可)
④検査結果により治療法の決定
CPAP治療についてはオンライン診療もしくは通院治療の
いずれかを選択できます。
治療
【CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)・BiPAP療法・ASV】
CPAP(シーパップ)療法(持続陽圧呼吸療法)はCPAP装置からホース、マスクを介して処方された空気を気道に送り、
常に圧力をかけて気道が塞がらないようにします。この療法を適切に行うことで睡眠中の無呼吸やいびきが減少し、治療効果が高い治療法です。
継続して使い続けることが重要です。はじめてお使いになる方は、治療器に慣れるまでに 2~3ヶ月かかる場合があります。
【口腔内装置による治療】
睡眠障害とは下あごを前方に固定して空気の通り道を開くようにする装置を装着し就寝します。 口腔内装置の作成は、健康保険の適用になります。 歯科へ紹介状にて治療依頼をします。
【手術による治療】
気道閉塞の原因がアデノイド肥大や扁桃肥大などの場合には、手術で取り除くことがあります。また、鼻閉を起こす鼻疾患は、CPAPや口腔内装置の治療を妨げるため手術が必要となる場合があります。
【当院で扱うCPAP装置】
〇フリップス ドリームステーション Auto・BiPAP Auto
・ 用途に合わせた2機種が選択可能
・ オートBi-levelモードでは、高圧が必要な患者さんにも不要な圧をかけず快適な治療を提供
・ 再来受診を促すリマインド機能搭載
・ モバイルアプリの活用で継続的な治療をサポート
・ マスクの種類が豊富で患者さんに適切な治療が可能
〇ResMed AirSense11 Auto
・ スマートスタート(ストップ)機能の活用で、マスクを装着する(外す)と自動的に運転が開始(停止)
・ 無呼吸に反応して圧力を自動調節し、無呼吸を素早く解消
・ 通信により遠隔で睡眠データをモニタリング
〇村田製作所 CPAP MX
・ 供給圧力を自動で調整する3つのモード
・ メインユニットを加湿器から取り外し、メインユニットのみ持ち運び可能
・ 高い静音性
・ 加温加湿機能
・ 純日本製( 村田製作所 )装置
・ 通信により遠隔で睡眠データをモニタリング
〇Fisher&Paykel F&P SleepStyle Auto Rx
・ 治療中の中途覚醒を本体で感知し、中途覚醒が起こった際に、自動で圧力を減少させることで再入眠を促す。
・ 息を吐き出す際に圧力を弱めることで息をし易く治療可能
・ 加温加湿機能
・ 睡眠データの遠隔モニタリングが可能
〇レスベント iBreeze 20A プラス
・ 小型で軽量
・ Autoストップ(スタート)機能の活用で、5秒以上呼吸が検出されなかった時は、自動的に運転が終了(呼吸検出で自動で運転を開始)
・ 加湿機能なし
【当院で扱うCPAPマスク】
〇ネーザル
・CARAマスク(XS・S/M・M/L)
・Eson(S・M・L)
・N5A(S・M・L)
・ドリームウェアネーザルマスク(フレーム:S・M・L クッション:S・M・L)
・エランマスク(S・M) ※布マスク
〇ピロー
・ブレヴィータ(One Size)
・ピラロQ(One Size)
〇フルフェイス
・シンプラス(S・M・L)